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今夜の番組チェック

Croissant Island Presents

ウミグモの仲間

足の先から反対側の足の先まで 1p

 子供の頃カブトムシやクワガタをよく採りに行ったという人は多いかもしれないけれど、クモが好きでよく飼っていたという人は世の中にそうそういるとは思えない。生き物は好きだけど、クモは「ウヘェー、勘弁してよ」と思っている人の方が多数派であろう。

 さてこのウミグモは、名前の通りみんなの嫌われ者クモの仲間である。つまりエビ・カニの仲間ではない。そういう意味ではエビカニ倶楽部に入れるのはつらいものがあるのだが、そもそもこのコーナーは私の個人的趣味と自慢以外の何者でもないのだから勝手に仲間に入れてしまうのだ。

 写真のウミグモは水深20mの砂地にある根のサンゴの上をギクシャクと移動していた。ウミグモなんて東京の葛西臨海水族園の冷た〜い水槽の中でジーッとしている姿しか見たことがなかったので、初めて海で出会ったときは動いている姿を見られただけで感動であった。
 しかも足の節々に私の大好きな紫色が配してある。その後同サイズで褐色のウミグモを見たが、これは水中を漂いつつ足を時折ワシャワシャと動かしていた。
 彼らはサンゴ礁の海に住んでいるのか、もしくはたまたま流れてきてしまっただけなのか、その辺のところは定かではないが、まるでロボットのように動く様子は一見の価値ありだ。
 見つけるコツは、怪しげな動きのものはすべて疑ってかかる、ということ以外にない。ただ、こんな小さな糸くずのようなものに気付くのは極度の近眼かオタクだけであることはいうまでもない。