
其之壱
ボネリムシ
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ダイビングに慣れるまでは、けっして目に留まることはない生き物が数多くいます。 このボネリムシ、こうやって姿を確認できるのは全部メス。オスはというと、深海に住むチョウチンアンコウのように、まるで寄生虫かと見まがうほどの単なる付属物に過ぎない程度のサイズだそうです。物の本によると、オスのサイズはメスの500分の1だそうで、体のどこかにピトッとくっついているとのこと。 さて、このボネリムシのメスは、ビヨヨ〜ンと体をだしていったい何をしているのでしょうか。 ほら、砂粒がたくさん載っているでしょう?これは巻き上がった砂が積もってしまったのではなく、能動的に砂粒を乗せているのです。さらにじっくり見てみると、この砂粒、ジワリジワリと移動していることがわかります。 ところで、普段は管状の部分しか目にできないこのボネリムシ、体ははたしてどんな形なのでしょうか。 ああ、なんと単純な形……。 |